オーシャン東九フェリーの大雑把な話
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◆船内設備
豪華ではないですが便利です。
▼デッキ
珍しく、船の先っぽ・船首に出ることができます。まるごと一周できるのでなかなか面白い。
夜間は閉鎖される事になっています。実は最下階で開けられる扉があるけど、暗いし風で危ないのでお薦めはしない。
また事故があったおかげか、港に入港する前後は立ち入りできない時もあるようです(2011年頃より)。

△こちら。あまりに広いですが座れる場所は少ないです。夏などは子どもがよく遊んでいます。スリッパで出るのは避けましょう。危ないから。

△ちなみにここは「非常集合場所」らしいです。そう使われる機会のないことを祈ります。ちなみにタバコも吸えます(かつて灰皿もあった)。

△これが船首からの景色!海と空をずーっと進んでいきます。風が結構強かったりして長々とはいられませんが。…タ(略)ックの雰囲気も味わえたり!?
▼売店・案内所
朝夕を中心に、かなりの時間に乗務員さんがいるのでなかなか使いやすいです。
歯磨きや洗顔のサニタリー類をはじめ、新聞雑誌にお菓子、酔い止め薬など、キオスクに毛が生えたような品揃え。
“さんふらわあ”等にあるようなオリジナルグッズ目当てで行くと、ちょっと期待はずれかも。
あとここの近くに貴重品用のロッカー(鍵つき、無料)があるので財布などはそちらに預けておこう。

△夜間や入港前後や「昼休み」を除くと大体開いています。写真は「のーす」(カジュアル)。

△その周りにはやはりくつろぎスペースがあります。写真は同じく「のーす」。

△航路図はぜひチェックすべし。「今だいたいここよ」って教えてくれるし、主要のスポットの通過時刻とか日の出・日の入りも分かる。
▼トイレ
和式多めながら洋式も一応あって、そこそこ綺麗。便座シートやシャワートイレはありません。

△注目すべきは左側の大きな流しでしょうか。フェリーならどこにもありますが、要は「あれ」を流すものです。
その上には青い袋があります。「あれ」に使うものです。でも、なにげに小物入れに便利なのです。
▼展望風呂(浴室)
オーシャン東九の良心。24時間無料で入れるし、せっけん・ボディソープ・リンスインシャンプー完備。
何より窓からは海が眺められるので気紛らしには最適です。窓の位置が(下方向で)微妙に危険ですが…
故障していなければちゃんとヒーターも機能していて、湯船のお湯もちょっと熱いぐらい。
ただ荒天で揺れが大きいときは閉鎖されるのでお気をつけて。
私物保管はスタンダードは普通のカゴ、カジュアルは無料鍵付きロッカー。100円返却式小型ロッカーは両方とも設置。
あとシャワールームってのもあって、本当にシャワー(非固定式)しかないですが、ご気分次第でぜひ。
スタンダードは別フロア(2等大部屋と同じ上階Nデッキ)で深夜早朝は閉鎖、カジュアルは展望風呂と同じとこです。
▼コインランドリー 【カジュアル便のみ】
長旅にあればありがたいこの設備も、カジュアル便(のーす・さうす)にだけ設置してあります。
200円で洗濯し100円で乾燥、合計で3〜40分ぐらいで完了します。
洗剤は適当に置いてあり、無料で使えます(どこの何かは不明)。

△展望浴室のさらに奥にひっそりと佇んでいる。スルーしがちですが持ち物が少ないとこういうのは便利ですよ。

△ここだけリネン室の雰囲気が漂ってきます。台数が少ないので埋まっていることも。「隊員」さんがいる時とかね。

△…多分、花王のアタックだと思う。
(洗剤とかよう知らんけど)
風呂場のやつも「ビオレ」だし。
▼スカイルーム 【カジュアル便のみ】
カジュアル便が二段ベッドだらけで窮屈だという方に、じゅうたん敷きの大部屋が用意されています。
窓が大きくとられていて陽がよく当たり、毛布・枕の用意があるのでその場で寝ることも。テレビ1台あり。
(もしかしたら、混んでいる時は2等として使われるかもしれませんが、「めったにない」と思います)

△テレビは実は2台ありますが、片方はビデオ専用となっています(デジタル非対応)。
部屋の四隅にAC電源あり(ただし前方のものはテレビの裏のため遠い)。

△そんでもってこの景色と明るさです。
ステキ。昼寝にはもってこい。
▼フードスクエア(スタンダード)、オーシャンプラザ(カジュアル)
名前は違いますがどちらも同じようなところ。ズバリ椅子とテーブルで食事を取るレストランのような場所です。
しかし今は(うどんを除くと)営業しておらず、すぐそばの自販機で買ったものや持ち込みってことになります。
自由に使えるものは水・湯・茶・調味料・電子レンジ・割り箸・紙コップ・紙皿・ゴミ箱。とても便利。大事に使おう。

△写真は「のーす」(カジュアル)。けっこう広いです。椅子は『揺れ対策』で固定されており動きません。ゴミを捨てるところが場内あちこちにあるうえ、回収の頻度も高いので助かります。テレビ1台あり。

△写真は「うえすと」(スタンダード)。元レストランとあって雰囲気が大きく変わります。テーブルの数は写真の1.5倍ぐらい。テレビなし。
▼スナックコーナー
そのレストラン的施設の左側に長ーく取ってある通路のようなところ。ここにもテーブル椅子があります。
腰掛けてゆっくり景色を眺めるにはもってこいですが、AC電源もところどころあるのでそういった意味でもお薦め。
スタンダードのほうがちょっと広めですが、これは「喫茶コーナー」がかつて存在したころの名残。

△昼間は多くの人がたむろしているスペース。夜は知り合った友たちの酒場になる(後ろだけね)。一部にはAC電源(コンセント)があってPCを使うにはもってこい。写真は「のーす」(カジュアル)。

△電子レンジやお酒関係の販売機もずらっと並んでます。写真は「うえすと」(スタンダード)。レンジの場所にカウンターの跡がありますが、ここが喫茶コーナーでした。昼間にコーヒーやパンなどを提供していました
▼フォワードロビー
船首(船の先頭)にあるくつろぎスペース。こちらも椅子とテーブルがいくつか(給湯・給茶器と紙コップあり)。
実質、景色を楽しむためだけのところですが、夜は航海の都合上カーテンが開けられず、消灯で暗く、怖い。

△談話室として使われることが多いようです

△夜になると…。
▼オーシャンホール 【カジュアル便のみ】
上階Aデッキに設置。単純に言うとロビーで、大型テレビとテーブル・椅子があります。
ここまで見ると、カジュアル便はかなり座るところが多いです。狭い船ですが人がばらけるので、悪くないです。

△ほぼ『テレビを見る場所』。よく見ると野球中継が映っています。
地上波が映りづらいので、BSのスポーツ中継とニュースばかり流れてる印象。
▼ゲームコーナー
船自身のトシを表すかの如く、なかなかお古いのが入ってます。
▼テレビ
地上・BSどちらも受信可能。デジタル対応は割と遅れました。
地上波は通過地域ごとにチャンネル設定が必要なので、面倒っちゃ面倒かも。
▼喫煙できるスペース

△「スナックコーナー」の奥でも吸えます。写真は「のーす」(カジュアル)。
スタンダード便は下階Bデッキのスナックコーナーと中階Aデッキのロビーと特等・1等(和室/寝台)の各個室。
カジュアル便は下階Bデッキのスナックコーナーと上階Aデッキのオーシャンホール。
▼公衆電話と携帯電話
公衆電話は案内所の近くに1機あって、テレホンカード専用。カード自体は売店で販売されています。
地上とは違い、かなり早い勢いで度数がすり減ります。あと、微妙〜に声が遅れて聞こえます。
携帯電話ですが、ドコモ・auなら窓際まで来れば「多くの時間帯」でつながります。これには少し驚き。
SoftBankは夜間を中心に圏外が多く、ウィルコムとイー・モバイルは残念なことに乗り場付近を除き繋がらない。
ちなみに、これはドコモに限るのですが(他4社は純正で出てない)、室内用補助アンテナってのがあります。
感度のいいところに設置してケーブルで本体につなぐ、というもので結構改善されます。ドコモショップに売っています。
吸盤で付けるやつが約2千円、三脚で置くやつが約3千円、とそこそこお手頃なお値段。船に乗る機会が多いならぜひ。
(そういえば乗組員の船室からちらっと前者が見え隠れすることが、あるようなないような…)

◆スタンダード便(いーすと・うえすと)の客室
これもそのうちカジュアルになっちゃうのかなあ。
▼特等
6室あって2室は中階Aデッキの船首(先頭)に、4室は上階Nデッキの両脇に。予約するとき要望を聞いてくれるそうです。
個人的なお薦めは(眺めがちょっといい)Aデッキ船首のほう、ですが、夜間はカーテンを閉めねばなりません。
設備としては洗面台とシャワー・トイレがあって、小型テレビ(内容前述)や鍵つきロッカー、インターホンなんかもあり。
このインターホンは下船前など乗務員から連絡がある時これで呼び出されます。それ以外は篭りっきりでも構わない。
サービスされているものとしてはサニタリー類一通りとポット・お茶セットなどビジネスホテルのような内容。
もしかしたら花毛布(毛布を様々な模様に折って室内に飾るあれ、近年では激減)に遭遇できるかもしれません。
1室2名。かなり広いです。基本的に相部屋というのはないそうで、1人利用でも乗れればそのまま占有できます。
建造された年を考えればもうだいぶ古くなってしまいましたが、お金に余裕があれば一度は乗ってみたいところです。
▼1等寝台、1等(和室)
同じ1等なのですが微妙に寝台のほうがお値段が高いです。
1等寝台は二段ベッドが横に2つ繋げられた1室4人のお部屋。設備や備品は特等とほとんど同じ。
寝具としては2等と同じく毛布とシーツだけですがベッドには一応きちんとカーテンがあります。
1等(和室)は、じゅうたん敷きで1室3人/5人。ちゃんとしたお布団を備えてます(設備・備品はこれも同じ)。
和室を1人で利用しようとすると、かつては断られて寝台のほうを案内されましたが、最近は可能なケースもあるようです。
以下、2つの船室で共通のものについて。
AC電源(コンセント)はそれぞれテレビのそばにちょこっとあります。相部屋だとちょっと大変かな。
1等利用者専用の浴室が同じ階にあるけど、はっきり言って普通の「家の風呂」なので共用の展望風呂へぜひ。
定員以下で利用するという場合、他に乗客がいれば相談のうえ相部屋にすることを勧められます。
貸切する場合は貸切料金(大人通常運賃×0.5×定員に足りない人数)が別途必要なようです。
というか、大型連休・お盆・年末年始の忙しい時期では基本的に1人利用そのものが苦い顔をされてしまうようです。
…が、逆に空いてる時期なら追加なしで占有オッケー。見極めが難しいので電話や乗り場で聞いてみるといいかも。
▼2等
上階Nデッキの大部屋。じゅうたん敷の広間が棚で8区画に分けられ、区画あたり約10〜20人程度が寝られる広さ。
ただ定員いっぱいまで乗ることは滅多になく、1区画にせいぜい2〜3人が殆ど。運が良ければ1組で広々使えるかも。
毛布・シーツ・箱型の枕が置いてあり好きに利用可能。ただし毛布は「掛け」にだけ使い「敷」にしてはダメ。
枕はちと固いので、100円ショップで空気枕を買っとくと便利かも。キャンプ用寝具が荷物にあればそれで寝てもいい。
AC電源(コンセント)は区画につきおおよそ1つ窓際に、あとテレビの裏側にあります。まずそこが客で埋まります。
下階Bデッキにもちらほら小部屋がありますが、女性だけやファミリーで乗船する場合のみ案内されるようです。
時折、学校の団体旅行や自衛隊の隊員輸送を担うことがあるのですが、そういった場合(ごくまれに)、
大部屋はその団体で貸し切り、一般客は下階小部屋に誘導する、というケースが存在します。
また、利用客が極端に多いか極端に少ない場合、乗船区間によって部屋を振り分けることがあります。
▼おすすめの乗り方は、
まず2等で乗船しておいて、案内所で上等に変えてもらう、という方法。差額の支払いは現金のみ。
何かしらの割引運賃で乗っていると時間がかかって面倒なようなので気をつけておくべき。

◆カジュアル便(さうす・のーす)の2等寝台
この船では実質これ1種類しかありません。差額なしで快適、とみるか選択肢がなく窮屈、とみるか。
▼どんなもんなの?
20人用の大部屋が4つあり、基本的にそこで過ごすことになります。
2段ベッドが横2つに並んだものがそれぞれ向かい合って設置されており、そこまで居苦しさはないです。
窓際が取れるか、とかそういった場所取りについては基本的に運任せです(予約で要望を聞いてくれるかも)
与えられる備品は、スリッパ、箱型の枕、シーツ、毛布、あと敷いてあるパッドシーツ。もちろん寝台にカーテンも。
寝台のそれぞれに読書灯があって、AC電源(コンセント)もそこに1口ついています。
なお、女性ひとり/女性のみのグループの場合、「女性専用室」が用意されています。
▼乗れるかな?個室について
どのみち二段ベッドなんですが、20人用の大部屋のほかに2人用・4人用・6人用の個室があります。
2・4人用の場合窓向きのテーブルと椅子が、6人用の場合小上がりとテレビが置いてあり、部屋の鍵ももらえ、
他社でいう実質「2等洋室・特2等」のような使い方ができます。両親+幼児とかだと特におすすめ。
定員ちょうどなら頼まなくても指定してくれるとは思いますが予約する時やきっぷを買うとき聞いてみよう。
ちなみに2人用が8室(うち4室窓なし)、4人用が4室、6人用が4室あります。
6人用は相席、とくに「ドライバーズルーム」(トラック運転手用)として使われる事が多いようです。
▼3人で個室
3人揃えば何とやら、と言いますが3名でも個室を使いたい!というようなケースがあるかもしれません。
これも「いそがしい時期」でなくて、乗る当日に空いていれば4人個室を使わせてくれます。加算運賃や相席なし。
きっぷを買うときだめもとでお願いしてみてください。あと、やるなら乗り場に乗船手続き開始には着いとくこと。
いそがしい時期:ゴールデンウィーク、8月上旬〜中旬、(下り)12月末、(上り)1月始
なお、男女混合の3人組の場合、よほど混んでいなければ個室にしてくれます。
▼1人で個室
どうしても個室を1人で使いたいの!!という人も、当日に空きがあれば2人用個室を使えるようです。
こちらは貸切料金が必要(大人通常運賃の半額)ですが、総額でもスタンダードの1等より安いくらい。
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